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経済産業大臣指定伝統工芸品


国(経済産業省)は伝統的工芸品が、国民生活に豊かさと潤いを与えるとともに、地域経済の発展に寄与し、国民経済の健全な発展に資することを目的に、昭和49年5月に伝産法を制定しました。


「伝統マーク」とは、伝統的工芸品の表示、その他の宣伝について統一イメージで消費者にアピールするために定められた、伝統的工芸品のシンボルマークです。経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品産業全体で使用することとしています。伝統マークは、伝統の「伝」の字と日本の心を表す赤丸を組み合わせたものです。筑後地域では以下にご紹介する3点が指定されています。


重要無形文化財「久留米絣」


藍の息づかいに魅せられて、二百年


厳選された藍で丹念に染められ卓越した織りの技が、美しくやさしい織物を生む。

国の無形文化財に指定される久留米絣は200年の伝統をもつ日本の代表的織物です。




久留米絣の特徴



久留米絣は、我が国の木綿絣の中でも渋くて強く、すばらしい風格をもち、最高の技術をもっています。

絣は、小柄から中柄・大柄・絣絵まで豊富な表現方法があります。

久留米絣は、純正の藍で30回以上染めるので、洗っても絣の白と紺が一段と冴え、手織りによる素朴な味わいと藍の香は、広く愛されるところです。



八女福島仏壇仏具


匠の技が光る 八女福島仏壇


漆塗りと金箔をほどこした見事な“芸術品”というイメージの八女福島仏壇。その豪華さ荘厳さは思わず息をのむほど。1821年頃から遠渡三作という人が夢でみた壮麗な楼閣をヒントに実際に創りだしたのだといわれています。伝統を継承した、木地師、宮殿師、彫刻師、金具師、蒔絵師などベテランの腕が分業体制で創りあげています。


八女福島仏壇仏具協同組合のホームページ



製法および特徴


八女福島仏壇の型式は福島型・八女型・八媛型の3種類に分類され、彫刻加工(8工程)、金具加工(毛彫13工程、地彫8工程)、塗装加工(膠下地塗26工程、堅地塗33工程)、蒔絵加工(8工程)と総組立てに分けられ、全工程数は80工程余りにのぼります。木地、宮殿、彫刻の木工部分の一部を除いて、ほとんど手加工によるすぐれた伝統技法使われ、10年以上の経験がないとこれらの工程作業をこなせないといわれています。

八女提灯


風雅な趣溢れる 八女提灯


八女提灯は1816年(文化13年)ごろ、福島町の荒巻文右衛門が作ったものが始まりとされ、山水の絵をほどこした風雅が薫る提灯です。おもに盆提灯、葬儀用などの生産が多く、すぐれた手すき和紙に手描きされた絵は見事。手すき和紙や竹の豊富な地ならではの工芸品です。



八女提灯の歴史


19世紀初めに場提灯という素朴で簡単な絵を描いたものが作られたのが八女提灯の始まりとされています。

その後改良され薄紙の八女手すき和紙を使い内部が透けるようにして花鳥や山水などを描いた涼み提灯として名声を博しました。

大正時代以降は盆提灯が主流となり現在では手すき和紙や高級絹に絵を描いた盆提灯のほか祭礼用や宣伝用の提灯なども生産され海外へも出荷しています。


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